オリックス生命の第2四半期業績。
11月29日、オリックス生命保険はHPにて、2023年度第2四半期業績を発表*しました。
*詳しくはこちらをどうぞ。
11月29日・ニュースリリース 2023年度第2四半期(上半期)決算報告(PDF)
【管理人の感想】
1.保有契約は減少。
個人保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料のうち、保有契約件数と契約高は前年同期末比で減少していました。
また、医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年同期末比で減少していました。
保有契約はちょっと苦しい状況ですね。
2.新契約高が増加。
個人保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年同期比で64.4%、102.4%、84.5%と新契約高が増加に転じていました。米ドル建終身保険の料率改定が功を奏したようです。
ただ、新契約件数と年換算保険料は二桁の落ち込みで、新契約件数は3割以上の減少でした。
また、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は前年同期比で79%とこちらも二桁の落ち込みでした。医療保険やがん保険の新契約が苦しい状況であることが窺えます。
【主要業績の内容】
以下、オリックス生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。
〇保有契約 ( )内は前年度実績
1)件数
・個人保険…485万8000件 (490万7000件)
・個人年金保険…9万2000件 (9万6000件)
2)契約高
・個人保険…14兆1866億円 (14兆4547億円)
・個人年金保険…2514億円 (3025億円)
・団体保険…8007億円 (7458億円)
〇新契約
1)件数
・個人保険…9万8000件 前年同期比64.4%
2)契約高
・個人保険…4238億円 前年同期比102.4%
〇年換算保険料
1)保有契約 ( )内は前年度実績
・個人保険…3409億円 (3398億円)
・個人年金保険…401億円 (422億円)
・個人保険+個人年金保険…3810億円 (3820億円)
うち医療保障・生前給付保障等…2155億円 (2175億円)
2)新契約
・個人保険…118億円 前年同期比84.5%
・個人保険+個人年金保険…118億円 前年同期比84.5%
うち医療保障・生前給付保障等…66億円 前年同期比79%
〇保険料等収入、保険金等支払金、当期純利益 ( )内は前年度実績。▲はマイナス
・保険料等収入…2219億円 前年同期比100.7%
・保険金等支払金…1218億円 前年同期比87.3%
・当期純利益…24億円 (▲105億円)
〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度実績および数値。▲はマイナス
・基礎利益…125億円 (▲94億円)
・ソルベンシー・マージン比率…984.5% (1007.8%)
以上です。
クヌギの樹液にやってきたノコギリクワガタ(6月撮影)。
↓12月13日23:00現在で4位…アップしました。ありがとうございます。皆様のワンクリックをお待ちしております。

人気ブログランキング
↓12月13日23:00現在で5位…ちょっと下がってしまいました。皆様のワンクリックをお待ちしております。

にほんブログ村
*詳しくはこちらをどうぞ。
【管理人の感想】
1.保有契約は減少。
個人保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料のうち、保有契約件数と契約高は前年同期末比で減少していました。
また、医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年同期末比で減少していました。
保有契約はちょっと苦しい状況ですね。
2.新契約高が増加。
個人保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年同期比で64.4%、102.4%、84.5%と新契約高が増加に転じていました。米ドル建終身保険の料率改定が功を奏したようです。
ただ、新契約件数と年換算保険料は二桁の落ち込みで、新契約件数は3割以上の減少でした。
また、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は前年同期比で79%とこちらも二桁の落ち込みでした。医療保険やがん保険の新契約が苦しい状況であることが窺えます。
【主要業績の内容】
以下、オリックス生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。
〇保有契約 ( )内は前年度実績
1)件数
・個人保険…485万8000件 (490万7000件)
・個人年金保険…9万2000件 (9万6000件)
2)契約高
・個人保険…14兆1866億円 (14兆4547億円)
・個人年金保険…2514億円 (3025億円)
・団体保険…8007億円 (7458億円)
〇新契約
1)件数
・個人保険…9万8000件 前年同期比64.4%
2)契約高
・個人保険…4238億円 前年同期比102.4%
〇年換算保険料
1)保有契約 ( )内は前年度実績
・個人保険…3409億円 (3398億円)
・個人年金保険…401億円 (422億円)
・個人保険+個人年金保険…3810億円 (3820億円)
うち医療保障・生前給付保障等…2155億円 (2175億円)
2)新契約
・個人保険…118億円 前年同期比84.5%
・個人保険+個人年金保険…118億円 前年同期比84.5%
うち医療保障・生前給付保障等…66億円 前年同期比79%
〇保険料等収入、保険金等支払金、当期純利益 ( )内は前年度実績。▲はマイナス
・保険料等収入…2219億円 前年同期比100.7%
・保険金等支払金…1218億円 前年同期比87.3%
・当期純利益…24億円 (▲105億円)
〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度実績および数値。▲はマイナス
・基礎利益…125億円 (▲94億円)
・ソルベンシー・マージン比率…984.5% (1007.8%)
以上です。
クヌギの樹液にやってきたノコギリクワガタ(6月撮影)。
↓12月13日23:00現在で4位…アップしました。ありがとうございます。皆様のワンクリックをお待ちしております。

人気ブログランキング
↓12月13日23:00現在で5位…ちょっと下がってしまいました。皆様のワンクリックをお待ちしております。

にほんブログ村
この記事へのコメント
失業率5.5%メチャクチャ景気が悪い中でも勢いよく右肩上がりで売れていた時代・・・リーマンショックの中でも勢いあって、オリックス・アフラックの黄金時代~
今では、右肩下がりで尚且つコロナ禍後5類に分類され物価高にもなり新商品で対応すれど苦戦状態
何が~そうさせたのか・・・・・・・
ガン・医療に特価しすぎたのか?
昔、お世話になり・・・この光景はなんとも?
>がくがくダックさん
結論から言えば、介護保障、就労不能保障が柱になる以前のレベル…というのが苦戦の一因でしょう。がん保険と医療保険は、ひまわり生命やあんしん生命、あいおい生命といった損保系生保が着実に実力をつけて、外資系生保と互角に渡り合っていますからね。
コンサルベースなんで外資と変わらず同じ方向ですからね
でも、四半期決算は、外資系?損保系売上減少は変わらず