オリックス生命の2022年度決算。

5月30日、オリックス生命保険はHPにて、2022年度決算を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
  • 5/30・プレスリリース 2022年度決算(PDF)

    【管理人の感想】
    1.保有契約高が減少に転じる

    個人保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度末比100.3%、99%、101.6%と保有契約高を除いて増加していました。収入保障保険といった定期の保障性商品が減少したことが、保有契約高の減少の要因のようです。

    また、医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年度末比100.6%と微増でした。

    2.新契約は不調
    個人保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度比83.3%、79.6%、91.8%といずれも減少でした。為替が円安に振れたことによる、米ドル建終身保険の契約が落ち込んだことが不調の一因のようです。

    また、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前年度比88.7%と二桁の減少でした。商品改定を行った医療保険は、販売が堅調だったとのことですが、新契約を前年度比増にするまでには至らなかったようです。

    【主要業績の内容】
    以下、オリックス生命の主要業績の内容です(上記プレスリリースより抜粋・転載)。

    〇保有契約
    1)件数

    ・個人保険…489万5000件 前年度末比100.3%

    ・個人年金保険…9万4000件 前年度末比95.9%


    2)契約高
    ・個人保険…14兆1185億円 前年度末比99%

    ・個人年金保険…2693億円 前年度末比82.9%

    ・団体保険…7986億円 前年度末比108.5%


    〇新契約
    1)件数

    ・個人保険…27万6000件 前年度比83.3%

    2)契約高
    ・個人保険…7985億円 前年度比79.6%

    〇年換算保険料
    1)保有契約

    ・個人保険…3378億円 前年度末比101.6%

    ・個人年金保険…410億円 前年度末比94.7%

    ・個人保険+個人年金保険…3788億円 前年度末比100.9%

     うち医療保障・生前給付保障等…2135億円 前年度末比100.6%


    2)新契約
    ・個人保険…265億円 前年度比91.8%

    ・個人保険+個人年金保険…265億円 前年度比91.8%

     うち医療保障・生前給付保障等…153億円 前年度比88.7%


    〇保険料等収入、保険金等支払金、経常利益、当期純利益 ( )内は前年度実績。▲はマイナス
    ・保険料等収入…4532億円 前年度比101.1%

    ・保険金等支払金…2873億円 前年度比119.3%

    ・経常利益…▲94億円 (▲117億円)

    ・当期純利益…▲89億円 (▲103億円)


    〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度実績および数値。 ▲はマイナス
    ・基礎利益…▲69億円 (▲67億円)

    ・ソルベンシー・マージン比率…1004.9% (1275.9%)



    以上です。

    DSC04013.JPG
    ↑3月に撮影した枝垂桜。

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  • この記事へのコメント

    がくがくダック
    2023年06月17日 11:24
    コロナが5類に分類され・・・・
    色々経済に痛烈な痛みを与えたコロナ

    最近は各社の静かに回復してる状況に見えますが、四半期決算?
    決算報告見てると?悪い一言
    アフラックも勢いあった時期もありオリックスも同じ
    どうなってるのか?
    現役保険営業マン
    2023年06月17日 11:54


    >がくがくダックさん

    アフラックはもう以前のようにはいかないでしょうね。がん保険は他社にもいい商品が揃っていますし、医療保険も…第三分野商品のリーディングカンパニーとは言うものの、介護保険はまだまだ柱とは言えない状況ですし、「給与サポート」も販売終了ですからねぇ。死亡保障商品ははっきり言って貧弱です。