「子の独立」というライフイベントが発生したお客様。

今回は、先月訪問したお客様について書いてまいります。

訪問した理由は、「子の独立(お子様の大学卒業と県外での就職が決定)」というライフイベントが発生し、現在加入している保険の保障を見直す必要性が生じたためです。

訪問の前に、現在加入している保険契約の概要を再度確認したところ、

①終身保険(60歳払込満了)

②収入保障保険「60歳満了」

③終身がん保険(終身払い)

④終身医療保険・死亡給付金あり(60歳払込満了)


-の4契約でした。

管理人は「収入保障保険の役割は終了したので、解約しても差し支えない」と判断しました。理由は、お客様は数年前に離婚し、シングルファーザーであり、「子の独立後は配偶者の生活保障を用意する」という収入保障保険の保険期間満了年齢を60歳とした前提条件が無くなったからです。

お客様との面談で、そのことを申し上げたうえで「これから保障の中心になるのは、ご自身の生活保障ではないか?」と見解を述べたうえで「何か思い浮かぶ保障はございますか?」と質問してみました。

お客様からは「医療の充実かなぁ」との回答がありましたので、現在加入している終身がん保険と医療保険について

①終身がん保険は、長期入院を保障の前提としており、抗がん剤治療や放射線治療が通院へとステージがシフトしている現状への対応力が弱い。

②終身医療保険の手術は約款所定の88種類に限定されており、約款所定の手術の定義に該当するかどうかの解釈運用となっている。先進医療への対応ができていない。現在の医療保険は医科診療報酬点数表に手術料が記載されていることが条件となっている。


-と管理人の見解や保障の変化などを申し上げたうえで、お客様と話し合った結果、

①がん保険の保障は現行の契約を解約するのではなく、新たに通院治療を保障する主契約を別保険会社の商品で追加することも検討していいのではないか。

②終身医療保険は、「手術給付金の保障範囲の見直し」と「先進医療への対応」の2点で現行の契約を解約し、別保険会社への商品に乗り換えるというのは、年齢と払込期間の変化に伴う支払保険料の増加という負担を考慮すると、積極的に行うべきとは言えない。

③がん保険や医療保険の保障見直しよりも、ご自身の生活保障を今後の保障の中心に据えるということが重要なのではないか?そのためには就労不能状態を保障する生命保険商品を検討する必要がある。


-という結論に達しました。3月は年度末で多忙なため、具体的な商品提案は4月に入ってから、ということになりました。


以上です。

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↑福寿草にやってきたホソヒラタアブ(1枚目)とフタホシヒラタアブ(2枚目)。2月撮影。

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