がん保険や医療保険、加入年齢範囲の上限引き上げ。

10月6日の日本経済新聞・朝刊に、がん保険や医療保険(いわゆる第三分野)の加入年齢の上限に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 生命保険会社の間で、医療保険の加入年齢制限を引き上げる動きが相次いでいる。80代でも加入できる点が特徴だ。平均寿命が伸び続ける中で、公的保険だけでは高齢者の自己負担が高額になる場合がある。長寿国ニッポンに合った独自の保険ニーズが見込めると判断した。>

とのことです。

【管理人の感想】
1.もう少し調べてから記事を書きましょう。

日経は記事の中で

< これまでの医療保険は終身保険に定期付き医療特約を付帯する方式が中心。80歳満期の商品が多く、その後も保障を受けるには新しい医療保険に入り直す必要がある。しかし終身医療保険の加入年齢の上限は70代が一般的で、入れないケースが多かった。>

―と述べています。

えっと…「主契約である終身保険に、定期保険特約などと一緒に、終身あるいは更新型の医療特約を付加する方式が中心だった」のは、医療保険やがん保険の市場が全面解禁される前のことで、10年以上前の話ですよ。

全面解禁後には、それまでの外資系生保などだけでなく、大手国内生保も順次単体の医療保険や終身医療保険、がん保険を開発・投入したり、外資系生保と業務提携を結んだりして取り扱うようになりました。

もう少し調べてから記事を書きましょう。

2.加入年齢の上限引き上げに慎重な保険会社も
記事は、がん保険の加入年齢範囲上限を85歳にまで引き上げたアフラックをはじめ、医療保険の加入年齢上限を85歳にまで引き上げた太陽生命、80歳にまで引き上げた三井生命を取り上げる一方で、加入年齢上限の引き上げに慎重な日本生命などについても

< 一般的に病気やケガの発生率は高齢になるほど上がり、保険料も高くなる。このため需要を見極めようと、加入年齢の上限引き上げをためらう保険会社も多い。日本生命保険など大手4社は引き上げに慎重だ。>

―と取り上げています。

個人的な推測に過ぎませんが、日本生命保険などの大手4社(他の3社は第一、住友、明治安田?)が加入年齢範囲の上限引き上げに慎重なのは、「死亡保障と異なり、統計が固まっていないのに、そこまで引き上げて保険契約として成り立つかどうか?」「収益面で問題がないか?」といった点で疑問がある、と考えているのではないかと思っています。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2014年10月6日朝刊―

【医療保険 80代からでも】

 生命保険会社の間で、医療保険の加入年齢制限を引き上げる動きが相次いでいる。80代でも加入できる点が特徴だ。平均寿命が伸び続ける中で、公的保険だけでは高齢者の自己負担が高額になる場合がある。長寿国ニッポンに合った独自の保険ニーズが見込めると判断した。

 がん保険が主力の米アメリカンファミリー生命保険(アフラック)は、9月に発売した新しいがん保険の加入年齢の上限を5歳引き上げて85歳にした。高齢者の保険料は従来の商品よりも引き下げ、70歳の女性で約16%安くなる。

 太陽生命保険と三井生命保険も終身医療保険の加入年齢の上限をそれぞれ85歳と80歳に引き上げた。チューリッヒ生命保険が8月下旬に75歳まで引き上げたばかりだが、一気に80台まで年齢が上がってきた。

 これまでの医療保険は終身保険に定期付き医療特約を付帯する方式が中心。80歳満期の商品が多く、その後も保障を受けるには新しい医療保険に入り直す必要がある。しかし終身医療保険の加入年齢の上限は70代が一般的で、入れないケースが多かった。

 75歳以上の高齢者の医療費にかかる自己負担割合は基本的に1割だが、保障外の医療関連費用は賄えない。例えば80代で肺がんにかかった場合の平均入院日数は17日間。平均医療費は80万円を超える(2014年1~3月期、全日本病院協会調べ)。高額療養費制度を使っても自己負担額は7万円を超える計算だ。差額ベッド代やお見舞いに来る家族の交通費なども加えると、自己負担額が20万円を超えるケースも少なくないという。

 太陽生命の「シニア医療プラン」では、81歳の女性の保険料は毎月約1万2000円。前述の例では、手術給付金や入院一時金など約21万5000円が保険金として支払われる計算になる。

 高齢者が医療保険などの保険に加入するケースは年々増えている。生命保険協会によると、2013年度は保険料引き上げの影響で全体の保険加入件数は前年度比3.3%減ったが、60歳以上では1%増と6年連続で増えた。太陽生命では「加入年齢の上限引き上げを求める声が増えていた」と話している。

 生命保険文化センターによると、ケガや病気など健康への不安を抱く人は増え続けている。最も多かった理由は「長期入院で医療費がかさむ」で「公的医療保険だけでは不十分」が続いた。

 一般的に病気やケガの発生率は高齢になるほど上がり、保険料も高くなる。このため需要を見極めようと、加入年齢の上限引き上げをためらう保険会社も多い。日本生命保険など大手4社は引き上げに慎重だ。


以上です。

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↑、5月に撮影した春限定の蝶・ツマキチョウ。1枚目がメス、2枚目がオス。

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