生保業界で保険料引き下げ競争が本格化?
4月21日の日本経済新聞・朝刊に、最近の保険業界についての記事がありました。
記事によりますと、
< 生命保険業界で保険料の引き下げ競争が本格化しそうな雲行きになってきた。ネット生保が火をつけた保険商品の低価格化の波が大手生保にも及び始めた構図だ。複数の生命保険会社の保険商品を店頭で比べられる「保険ショップ」が増え、消費者の目が厳しくなっている。>
とのことです。
…日経らしい記事ですねww。
確かに、日本生命は保険料率の改定を行いましたし、第一生命は損保ジャパンの子会社だった損保ジャパンDIY生命を第一生命の子会社として、銀行窓販や保険ショップ等に特化した保険商品の開発と投入を目指しています。
しかし、日本生命の保険料率改定は、他の生保が昨年実施した標準利率の改定に伴う保険料率の改定であって、「価格競争への参入」ではありません。
第一生命の損保ジャパンDIY生命子会社化は、NKSJグループとの間で行った事業内容の再編の一環であって、こちらも「価格競争への参入」というよりも「チャネルと収益力の強化」ではないかと思います。
アクサダイレクト生命とライフネット生命の保険商品改定および保険料率改定は、今月実施された消費税率引き上げを主な理由とするものです。それを保険ショップの影響とするのは無理がある思われます。
定期的に「価格競争の波が大手生保に…」といった感じの記事を目にしますが、個人的には、業界最安水準の保険料を競っていると思われるライフネット生命とアクサダイレクト生命の2社はともかく、多くの生保は今後も価格競争などという不毛な争いから一線を画して、いかに質の高いコンサルティングとそれに基づく保障をお届けし、支払を通じてお客様にご満足いただけるかを追及していくと考えています。
【記事の内容】
以下、記事の内容です。
―日本経済新聞 2014年4月21日朝刊―
【生保、価格競争の兆し―ネット専業の値下げ、大手に波及】
生命保険業界で保険料の引き下げ競争が本格化しそうな雲行きになってきた。ネット生保が火をつけた保険商品の低価格化の波が大手生保にも及び始めた構図だ。複数の生命保険会社の保険商品を店頭で比べられる「保険ショップ」が増え、消費者の目が厳しくなっている。
総資産で民間生保2位の第一生命保険は今年度中に割安商品を扱う子会社を立ち上げ、15年度下期の販売開始を目指す。「航空大手が格安航空会社(LCC)を手掛ける時代。生保も顧客層に合わせた商品が必要だ」と同社幹部は打ち明ける。
大手生保では住友生命保険が子会社・メディケア生命保険を通じて割安な医療保険の販売に参入。保有契約件数は13年末までに20万件を突破した。橋本雅博社長は死亡保障や終身保障の商品についても検討する意向を示している。
変化の波が広がった背景には、自分のニーズに合わせて複数の保険商品を比べられる「保険ショップ」の台頭がある。
「価格や保障内容をじっくりと比べるつもり」。17日、東京都品川区。アイリックコーポレーションが運営する「保険クリニック」の大崎ニューシティ店を訪れた会社員の女性客(29)は3社の商品を約2時間かけて説明を受けた。
民間調査会社のJ.D.パワー・アジア・パシフィックの調査によると、国内で生命保険を新たに契約する人の半数以上が複数の会社から見積もりをとって保険を契約している。最近では複数の保険ショップに相談する消費者もいるという。
20万人超の生保レディーがコネを頼りに営業活動を繰り広げてきた生保業界。消費者がいくつもの保険商品を比べる機会はなく、価格競争も起きにくかった。だが、生命保険業界のこうした“常識”は色あせつつある。
保険ショップを軸にした保険流通の変化は、低価格化で先行したネット生保の価格競争にも影響を与え始めている。
ライフネット生命保険は5月に死亡保険の保険料を20~40代で5~7%程度下げ、医療保険も平均24%下げる。
同社の新しい定期保険では保険金額1000万円をかけた30歳男性の場合、月々の保険料は1230円に抑えられる。同じ条件で比べると、3月に先んじて価格を見直したアクサダイレクト生命保険をわずか10円下回る価格設定。業界最安値を競い合った格好だ。
当面の焦点は、最大手の日本生命保険の動き。同社は今年4月、若年層を対象に思い切った保険料見直しに動いた。
死亡保険金が2000万円で医療や介護保障を付けた標準的な契約例では、20~30代で保険料が7%前後安くなる。焦点の保険ショップを通じた販売にはまだ動いていないが「無視できない勢いがある」と同社幹部も認める。
物価上昇に消費増税が重なり、消費者はモノやサービスの価格に神経質になっている。利用料が高止まりしていたスマートフォン(スマホ)でも格安サービスが台頭し始めた。生命保険各社の競争もこうした潮流とは無縁ではいられない。
以上です。
↑ハナバチを捕食するシオヤアブのオス(昨年7月撮影)。
↓4月24日22:00現在で2位…横ばい
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記事によりますと、
< 生命保険業界で保険料の引き下げ競争が本格化しそうな雲行きになってきた。ネット生保が火をつけた保険商品の低価格化の波が大手生保にも及び始めた構図だ。複数の生命保険会社の保険商品を店頭で比べられる「保険ショップ」が増え、消費者の目が厳しくなっている。>
とのことです。
…日経らしい記事ですねww。
確かに、日本生命は保険料率の改定を行いましたし、第一生命は損保ジャパンの子会社だった損保ジャパンDIY生命を第一生命の子会社として、銀行窓販や保険ショップ等に特化した保険商品の開発と投入を目指しています。
しかし、日本生命の保険料率改定は、他の生保が昨年実施した標準利率の改定に伴う保険料率の改定であって、「価格競争への参入」ではありません。
第一生命の損保ジャパンDIY生命子会社化は、NKSJグループとの間で行った事業内容の再編の一環であって、こちらも「価格競争への参入」というよりも「チャネルと収益力の強化」ではないかと思います。
アクサダイレクト生命とライフネット生命の保険商品改定および保険料率改定は、今月実施された消費税率引き上げを主な理由とするものです。それを保険ショップの影響とするのは無理がある思われます。
定期的に「価格競争の波が大手生保に…」といった感じの記事を目にしますが、個人的には、業界最安水準の保険料を競っていると思われるライフネット生命とアクサダイレクト生命の2社はともかく、多くの生保は今後も価格競争などという不毛な争いから一線を画して、いかに質の高いコンサルティングとそれに基づく保障をお届けし、支払を通じてお客様にご満足いただけるかを追及していくと考えています。
【記事の内容】
以下、記事の内容です。
―日本経済新聞 2014年4月21日朝刊―
【生保、価格競争の兆し―ネット専業の値下げ、大手に波及】
生命保険業界で保険料の引き下げ競争が本格化しそうな雲行きになってきた。ネット生保が火をつけた保険商品の低価格化の波が大手生保にも及び始めた構図だ。複数の生命保険会社の保険商品を店頭で比べられる「保険ショップ」が増え、消費者の目が厳しくなっている。
総資産で民間生保2位の第一生命保険は今年度中に割安商品を扱う子会社を立ち上げ、15年度下期の販売開始を目指す。「航空大手が格安航空会社(LCC)を手掛ける時代。生保も顧客層に合わせた商品が必要だ」と同社幹部は打ち明ける。
大手生保では住友生命保険が子会社・メディケア生命保険を通じて割安な医療保険の販売に参入。保有契約件数は13年末までに20万件を突破した。橋本雅博社長は死亡保障や終身保障の商品についても検討する意向を示している。
変化の波が広がった背景には、自分のニーズに合わせて複数の保険商品を比べられる「保険ショップ」の台頭がある。
「価格や保障内容をじっくりと比べるつもり」。17日、東京都品川区。アイリックコーポレーションが運営する「保険クリニック」の大崎ニューシティ店を訪れた会社員の女性客(29)は3社の商品を約2時間かけて説明を受けた。
民間調査会社のJ.D.パワー・アジア・パシフィックの調査によると、国内で生命保険を新たに契約する人の半数以上が複数の会社から見積もりをとって保険を契約している。最近では複数の保険ショップに相談する消費者もいるという。
20万人超の生保レディーがコネを頼りに営業活動を繰り広げてきた生保業界。消費者がいくつもの保険商品を比べる機会はなく、価格競争も起きにくかった。だが、生命保険業界のこうした“常識”は色あせつつある。
保険ショップを軸にした保険流通の変化は、低価格化で先行したネット生保の価格競争にも影響を与え始めている。
ライフネット生命保険は5月に死亡保険の保険料を20~40代で5~7%程度下げ、医療保険も平均24%下げる。
同社の新しい定期保険では保険金額1000万円をかけた30歳男性の場合、月々の保険料は1230円に抑えられる。同じ条件で比べると、3月に先んじて価格を見直したアクサダイレクト生命保険をわずか10円下回る価格設定。業界最安値を競い合った格好だ。
当面の焦点は、最大手の日本生命保険の動き。同社は今年4月、若年層を対象に思い切った保険料見直しに動いた。
死亡保険金が2000万円で医療や介護保障を付けた標準的な契約例では、20~30代で保険料が7%前後安くなる。焦点の保険ショップを通じた販売にはまだ動いていないが「無視できない勢いがある」と同社幹部も認める。
物価上昇に消費増税が重なり、消費者はモノやサービスの価格に神経質になっている。利用料が高止まりしていたスマートフォン(スマホ)でも格安サービスが台頭し始めた。生命保険各社の競争もこうした潮流とは無縁ではいられない。
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この記事へのコメント
私は、これまで10年間同じ額で掛け続けていた保険金が、7月から大幅にアップすることを保険会社の継続申請書を読んで知りました。
その事を機会として「もっと保険のことについて勉強して、考えなければ」と思い、ブログを書き始めました。
「保険雑記帳・・・保険について考えよう」という名前のブログです。
http://hoken.bitter.jp/hoken/
ブログランキングに参加を始めて、初めてこちらのブログのことを知りました。
保険に関しては、全くの素人の私ですが、これからも参考にさせて頂きたく思うので、よろしくお願い申し上げます。
保険料が全体的に下がっていることを初めて知りました。
コメントありがとうございます
先ほど貴Blogを拝見いたしました。契約者だからこそ発信できる情報ですね。素晴らしいと思います。